1軍に初昇格したヤクルトのドラフト6位ルーキー武岡龍世内野手(19)が、プロ初打席で巨人菅野から初安打を放った。

1-5の3回、先発原の打席で代打に送られた。2ストライクと追い込まれた3球目、142キロフォークにうまくバットを合わせ、二塁へ大きなバウンド。二塁手吉川尚がランニングスローで一塁へ送球したが、俊足を生かしてセーフ。大型ビジョンに「H」マークが浮かんだ。

「すごく緊張しました。球界を代表する菅野さんだったので、とにかくガムシャラにくらい付いていきました。必死で走りました」とコメントした。

ドラフト制後、ヤクルトの高卒新人では、68年奥宮、16年広岡、18年村上に続いて史上4人目での初打席初安打をマークした。