第4日の未消化試合は早大が東大を9-0で下し、3勝目を挙げて立大に並ぶ3位とした。5番打者の蛭間拓哉外野手(2年=浦和学院)が今季3号を含む4安打4打点で打線をけん引した。5戦全敗の東大は、1分けをはさみ通算47連敗となった。首位打者には法大・永広知紀外野手(4年=大阪桐蔭)、最優秀防御率には早大・徳山壮磨投手(3年=大阪桐蔭)がともに初めて輝いた。

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法大・永広知紀外野手(内野手は今季から外野に移り、打率5割で首位打者獲得)「試合に出られるならどこでもいいと思った。始動を早くしてタイミングの取り方を変え、ボールを見る時間を長くしました」

早大・徳山壮磨投手(通算16イニングを無失点で防御率0のまま初タイトル)「軸足の使い方を変えた。粘って、鋭くターンすることを意識してきた。秋は4年生のためにも負けない投球をしたい」