阪神のベテラン上本博紀内野手が快打で存在感を示した。1点を追う8回1死の代打で登場。中川の145キロの外角球をコンパクトにたたき、中前にはじき返した。

1軍復帰初戦の前日19日は先発して2安打で、矢野監督が「いい形でスタートを切れた」と評価していた。打線が深刻な貧打に苦しむ中、2日連続で快音を響かせた。糸原の離脱後、主に二塁で先発してきた植田の打撃が上向かないだけに、スタメン機会が増えそうだ。