ヤクルト坂口智隆外野手(36)が、移籍後初となる1試合4打点を挙げた。

4回に同点の3号2ラン。5回は2死二、三塁で中日の岡田の初球、直球を中前打とし2点を追加した。

4打点は、オリックス時代の14年9月7日の日本ハム戦(京セラ)での5打点以来、約6年ぶり。高津監督は「坂口の1発は、苦しくなってきたときの1発だったので大きかったし、ホームランは勢いがつくなと思った」と振り返った。

坂口は今季、開幕から1番を任されていたが、15日DeNA戦以降は5、6番も経験。お立ち台からの景色を「こういう日があってもええんやないかなと思う」と喜んだ。「いつも打てるようにお願いしながら打席に行っている。どこを任されても何とか結果を出せるように頑張るだけ」と話した。

ヒーローインタビュー後には、広岡、浜田ら若手から祝福の水をかけられていた。