関甲新学生野球連盟は24日、今秋リーグ戦から運営法を変更すると発表した。従来の3部制を2部制に再編する。

1部は、昨秋の6大学に2部の1、2位(関東学園大、常磐大)を加えた8大学で運営する。ディビジョンA、Bの4大学ずつに分け、ファーストラウンドを開催。各ディビジョンの上位2大学、計4大学によるチャンピオンシップラウンド(仮名)と、3、4位の大学によるレギュラーラウンド(仮名)を形成し、セカンドラウンドを実施する。レギュラーラウンドの最下位チームは、2部の1位チームと即時入れ替えとする。各ラウンドとも、勝ち点制ではなく、2回戦総当たりの勝率制を採用する。

2部は3部の大学を昇格させ、12大学で運営する。東西6大学ずつの2地区に分け、2回戦総当たりの勝率制によるリーグ戦を実施。各地区1位同士で2部リーグ優勝決定戦を実施し、1部昇格の大学を決める。

今回の再編の背景として、台風19号などの自然災害や新型コロナウイルス感染拡大などへの対応や、月曜日を利用する第3戦と学業のバランスへの考慮がある。勝ち点制ではなく、土日だけで完結する2回戦総当たりの勝率制で実施。2部は東西に分けることで、移動負担とそれに伴うリスクの軽減を図る。