ロッテ二木康太投手(25)が7回1失点で2勝目を挙げた。

無四球が光る。コーナーをしっかり突き、投手優位で進めた。「四球は自分の中ではすごくもったいないと思います。勝負した結果の四球はしょうがないですけど、できるだけ出さないように」。ストライク率は70・7%。7回を99球でまとめた。

チームが好調だからこそ、唐川-ハーマン-益田の必勝リレーの出番も増えがちだ。二木は「もちろん長いイニングをとは考えていました」と言う。「長いイニングを投げたい、でペース配分するんじゃなくて、しっかり1イニング1イニングを」と自身に言い聞かせ、ストライクを重ねていった。

井口資仁監督(45)も「初回こそ打たれましたけど、その後は低めにいって、三振も多く。しっかりとゲームを作って、7回まで投げてくれたのは大きかった」とねぎらっていた。