3連敗中の日本ハムが、開幕から6連勝中のソフトバンク石川柊太投手から初回に4点を奪った。

1番大田泰示外野手が泥くさく、猛攻の口火を切った。気迫を前面に出したヘッドスライディングで三塁への内野安打を勝ち取り、2番松本剛外野手の三ゴロで二塁へ進塁。最初に訪れた好機を3番西川遥輝外野手が逃さなかった。2ボールからの3球目、147キロ直球をとらえて先制の適時二塁打を放った。西川は「チャンスで甘いボールを1球で仕留めることができた。いいピッチャーだから、まずは先制することができてよかった」と振り返った。

さらに4番中田翔内野手と6番渡辺諒内野手が四球を選んで2死満塁となり、今季初スタメンの7番平沼翔太内野手が押し出し死球で2点目。8番清水優心捕手が2点右前適時打を放って一気にたたみ掛けた。