日本ハム中田翔内野手が観念したように言った。「あれが、札幌ドームです」。8回に中堅フェンス最上部へ直撃する適時打。あと数センチで通算250本塁打だったが、わずかに届かず苦笑い。

さらに、一塁ベース手前でつまずいて体を1回転させる珍プレーも。「疲れてて、足がもつれた。足遅いのに、無理に飛ばそうとしたから、ああなるんだろうね」と自虐的に振り返った。節目の1発への意気込みは「別に、どうでもいいですね。気にせずに、やりたい」と自然体だった。