甲子園球場で開催された阪神DeNA16回戦は、未発売エリアだった一、三塁側アルプス席にもファンが戻り、観客数は1万1384人と発表された。

新型コロナウイルス感染拡大防止に関し、今月中旬に政府が大規模イベントの入場者数緩和の方針を決めたことを受け、プロ野球界では19日から上限が緩和された。甲子園球場ではこの日が緩和後の初戦にあたり、入場者を5000人から1万人規模に引き上げ、チケットが追加発売されていた。観客を入れていなかった一、三塁アルプスにも多くの阪神ファンの姿が見られた。

阪神球団の清水奨常務取締役は「試合開催直前でのチケット販売となった中で、本日も追加発売分含めて完売となり、こうして多くのお客様にお越しいただけることを大変ありがたく思います。入場者数は増えますが、より一層気を引き締めて、安心してご観戦いただける環境をつくってまいります」とコメント。10月以降は、2万人程度の規模が予定されている。