阪神がジャスティン・ボーア内野手(32)の14号ソロと適時打で逆転に成功した。

まずは2-3の6回1死だ。フルカウントからDeNA京山の外角高め147キロ直球を強振した。打球はバックスクリーンへ一直線。大きな歓声に包まれ、ボーアはダイヤモンドを1周した。試合を振り出しに戻す同点ソロに「ここ最近詰まらされてしまう打席が多かったから、しっかりコンタクトできて良かったね。こうして同点に追いつくことができたし、タイガースの勝利に向かって頑張るだけだよ」とコメント。

これでチームは本拠地の甲子園で4日巨人戦から7試合連続本塁打を記録。06年9月以来、球団14年ぶりとなった。今季は「ユニ・チャーム バックスクリーンホームラン賞」が設定されおり、ボーアは賞金100万円も獲得。サンズがすでにバックスクリーンに2本のアーチを懸けており、ボーアも続いた。

ボーアはさらに同点の8回無死二塁のチャンスでは、国吉から右前適時打。二塁走者大山の好走塁もあって逆転に成功した。