楽天辰己涼介外野手(23)が5回2死、2試合連続の本塁打を放った。

2日はバックスクリーンへの豪快な1発だったが、この日は快足を飛ばしてのランニングホームラン。

打球が右翼フェンスを直撃し、さらにはね返りのボールがジャンプして捕球しにいった吉田正の体に当たり、右中間方向へ大きく転がった。

辰己は三塁を回ったところで一瞬よろけかけたが、体勢を立て直して全速力でホームを駆け抜けた。

「打ったのはスライダーだと思います。屋根に入り込んだらあかんと思って一生懸命走りました。しっかり走っておいて良かったです」。前日の試合で打球を天井のリングに当て、本塁打と勘違いして三塁手前でタッチアウトになったロメロのプレーを引き合いに出して話した。