阪神中田賢一投手(38)が1軍に昇格した。

9日からのウエスタン・リーグ、ソフトバンク3連戦(タマスタ筑後)で先発予定だったが、1軍の広島遠征に急きょ合流。今季は先発として調整を続けるが、この日はエース西勇が先発予定のため、中継ぎでの登板が見込まれる。6、7日の広島戦では2日連続で救援陣が打ち込まれ、矢野監督も「本当、ちょっとしんどい」と苦言を呈していた。中田が救援登板となれば、ソフトバンク時代の18年10月7日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来、約2年ぶりとなる。

4日に鳴尾浜の残留練習に参加した際には「いつ呼ばれてもいいように常に準備している状態」と話していた。NPB通算100勝のベテラン右腕が、チームの救世主になる。

また、伊藤和雄投手(30)も1軍昇格。代わって斎藤友貴哉投手(25)と石井将希投手(25)が出場選手登録を抹消された。