阪神高橋遥人投手(24)が14日、出場選手登録を抹消された。

前々回登板の10月5日巨人戦では9回14奪三振1失点と快投し、プロ初の完投勝利をマーク。ただ、前日13日中日戦は自己最短タイとなる4回3失点で降板していた。130キロ前半の直球もあり、本調子には程遠い内容だった。

この日はナゴヤドームで練習に参加し、キャッチボールは行った。福原投手コーチは「1回登板を飛ばして、このまま1軍に帯同しながら再調整させます。次の登板は状態を見ながら考えます」と話すにとどめた。

高橋は今季、左肩のコンディション不良で開幕から大きく出遅れ、8月にようやく1軍復帰していた。今回は夏場にフル回転した疲労の蓄積が影響しているとみられ、状態が心配される。