楽天先発の塩見貴洋投手(32)が2/3回、28球で緊急降板した。腰部に痛みを訴え、大事をとった。病院へは行かずに、患部治療で様子を見る。

1回1死から6者連続で単打を許し4失点。7番松田宣に左前適時打を許した後、2死二塁で8番バレンティンを迎える場面でベンチへ訴え、伊藤投手チーフコーチとトレーナーがマウンドへ駆け寄った。

塩見は伊藤コーチから腰に手を置かれ、ともにベンチ裏へ入った。約3分後に三木監督が2番手酒居への投手交代を告げた。酒居はバレンティンを1球で二飛に抑えた。

塩見は今季ソフトバンク相手に2戦2勝、防御率0・66と好相性ぶりを見せていた。負ければ自力でのCS進出の可能性が消滅する一戦で痛い降板となった。