日本ハムは21日、ソフトバンク23回戦(札幌ドーム)に敗れ、4年連続のV逸が決まった。2回に1点を先制したが追加点を奪えず、5回に逆転を許すと追いつくことができず、終盤も失点を重ねる完敗。投打に粘りきれず、勝ちきれない今季を象徴する敗戦で、16年以来のリーグ制覇の夢はついえた。

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就任1年目での優勝を逃した小笠原道大ヘッド兼打撃コーチは、残されたCS出場の可能性へ気持ちを切り替えた。打線は1得点止まりで、ソフトバンクの勢いにのまれる形になった。「(CS出場の)可能性がある限りは、そこを求めていかないといけない。我々は、その責任がある。また明日1試合、このままでは終われない」と先を見据えた。