巨人丸佳浩外野手が思い出の地で、メモリアル弾を放った。1点を追う2回1死。DeNA先発平良のカットボールを完璧に捉えた。右翼スタンドに着弾した1発は、ヤクルト村上、阪神大山に並ぶリーグ2位の26号。通算200号本塁打だった。「プロ入りした時はここまで打てるとは思っていなかったのでびっくりしていますし、うれしいです」と笑顔を見せた。

プロ1号も、横浜スタジアムだった。4年目。広島時代の11年4月19日。横浜大家から、この日と同じカットボールを、やはり同じ右翼へ運んだ。「初めてのホームランもそうですし、1000本(安打)も150号も200号もこの球場なので、なんかやっぱり特別な、僕にとっては縁起のいい球場なのかもしれないですね」と笑った。「明日勝って決めたいですね。本拠地ですから。すぐに決められるように、悔しい負けですけど引きずることなくやっていきたいと思います」と東京ドームで連覇を決める。