阪神秋山拓巳投手が先発5戦5連勝フィニッシュで、今季最終登板を飾った。

2回無死一塁で会沢を内角速球で三塁併殺。カーブでアクセントをつけ、フォークやスライダーも駆使して危なげない。8回途中まで無失点の快投だ。今季は11勝3敗。貯金8個も作った。それでも「来年は大事なところで勝ち続けられるように頑張りたい」と先を見据えた。

得意の広島戦は6戦4勝。対戦防御率1・45と立ちはだかった。シーズン防御率も自己ベストの2・89とし、3年ぶりの防御率2点台を達成した。矢野監督も「テンポも良かったしね。完璧な投球やった」と褒めた。