あるぞ1番大山! 阪神矢野燿大監督(51)が本塁打王を狙う大山をアシストする。シーズンも残り2試合。すでにリーグ2位が確定した。指揮官は4番で出場を続ける大山の打順について策を講じると示唆。「考えているよ。前の打順で打席を多く立って。ファンのみなさんもそういうことを求めていると思う。そこは現状そうしようかなと思っています」と明かした。
逆転キングは容易ではない。現在はヤクルト村上と並ぶリーグ2位の28本塁打。トップの巨人岡本は31本塁打と3本差をつけられている。2試合で追いつき、追いこすとなれば1試合複数本塁打が絶対条件だ。チャンスを増やすためにも打席数を確保する必要がある。打順が上位になれば、それだけ打席が回ってくる可能性も高まる。
大山が1番起用となれば、ルーキーイヤーの17年8月16日広島戦(京セラドーム大阪)以来。大山は「いろんな方の思いがあるっていうのは分かっていますけど、今年1年やってきたことは最後までやり切らないといけない。悔いが残らないように1打席1打席、1球1球をしっかり大事にしたいと思います」と表情を引き締めた。【桝井聡】
◆阪神ホームラン打者の先発1番起用 00年の新庄剛志は自己最多の28本塁打を放ち、30本の大台に肉薄。シーズン最終戦の10月6日ヤクルト戦で同年初の1番に入ったものの、不発に終わった。また03年アリアスは本塁打王を射程に収め、優勝決定後の7試合に1番で先発出場。3本塁打を積み上げたが計38本に終わり、40本塁打を記録しタイトルを獲得したラミレス(ヤクルト)ウッズ(横浜)には及ばなかった。



