オリックスは8日、ブランドン・ディクソン投手(36)が米国ダラスに帰国したと発表した。

「今年はコロナ禍で通常より長いシーズンとなりました。それは、自分だけでなく、野球選手だけではなく、世界中の人がそれぞれ大変な思いをしたということだと思います。そんな中、自分はプロ野球選手として何か皆さんに希望を与えられないかという思いを持ちながらプレーしました」

来日8年目の今季は開幕から守護神を任され、39試合に登板。0勝4敗、16セーブで防御率は3・28を記録した。「チームは(2年連続の最下位と)残念な結果に終わりましたが、誰も最後のアウトまで諦めませんでした。今年のこのいろいろな思いを来年につないでいきたいと思います。素晴らしい未来が来ますように」とコメントした。

来季は契約延長が有力視されており、球団の助っ人投手では自らの最長記録を更新する9年目を迎えることになる。