プロとしての第1歩を、神宮で踏み出す。ヤクルトのドラフト1位ルーキー奥川恭伸投手が、今季最終戦となる広島戦で初先発する。高卒新人では、球団初となる初登板先発勝利を狙う。「すごくわくわくしている。早くあのマウンドに立ちたいなという思いでいっぱいです」と笑顔で話した。

9日は、神宮外苑で投手練習に初参加。笑顔を見せながら、リラックスした様子で最終調整した。1月に右肘の軽い炎症が判明するなど苦しみながらも、2度のノースロー調整を経て着実に成長。イースタン・リーグ通算7試合で1勝1敗、防御率1・83の成績を残した。地元石川からは、両親や星稜の元チームメートも応援にかけつける予定で「抑えて勝つのが一番いい形かなと思うけれど、まずは打たれる、打たれないは別として、しっかり自分の投球をすることを心がけて、けがなく終わりたい」と着実に進む。

▽ヤクルト高津監督(奥川について) 内容や結果は問わない。投げる姿を堂々と、マウンドでしっかりと投げてくれたらそれでいい。これが来年以降に必ず生きる最初の登板になると信じている。