ヤクルトのドラフト1位ルーキー奥川恭伸投手(19)は2回0/3を57球、被安打9の5失点で降板した。プロの洗礼を浴びる形となった。

   ◇   ◇   ◇

奥川のプロ初先発を、恩師の星稜・林和成監督が神宮球場で観戦した。「非常にいい経験をさせてもらいましたね。自分の今の立ち位置。やるべきことがよくわかったでしょう」と悔しいデビュー戦にも、恩師として温かい目を向けた。

奥川が高1秋の北信越大会決勝での敗戦を糧に、大きく成長した時期と重ね「あの時と同じ。来年につなげていかないといけませんね」とエールを送った。