阪神から戦力外通告を受けた伊藤隼太外野手(31)が11日、自身のツイッターで現役続行の意志を示した。3日ぶりに投稿。「戦力外を通達されてから1週間が経過しました。今後についてですが、野球を継続することを最優先として考えています! 2年間、1軍で出場することすらできませんでしたが自分自身まだやれると思いますし、このままでは終われないと言う思いが強いです!」と、思いを明かした。

さらに続けて「何より自分自身の、野球が好きでまだまだ野球をしたいという気持ちに素直に従いたいと思います。もう1度、必至に歯を食いしばってでもはい上がります!」「この1週間は自分を見直す時間として、なかなか会えなかった人たちと会いながらゆっくりしていましたが、本格的に体も動かしていこうと思います! 今はやれることをやって、来るべきその時のためにしっかりと準備します!」と連投。現状を受け止め、再チャレンジに至る経緯も明かした。

伊藤隼は11年ドラフト1位で入団。走攻守3拍子そろった選手として期待された。12年の新人イヤーにはプロ初本塁打を満塁弾で飾った。しかし、その後はレギュラーに定着できず、18年の96試合出場がシーズン自己最多。19年以降は2年連続1軍未出場に終わっていた。戦力外を通告された4日には今後について「いろいろな方と相談して考えます」と、意志を明かしていなかった。