今季限りで退任するDeNAアレックス・ラミレス監督(46)が、試合後に退団セレモニーを行った。以下あいさつ全文。

 

「ミナサンコンニチワ。まず始めに、この5年間という間、監督という仕事を与えてくれた神様に感謝したいと思います。ありがとうございます。

そして横浜DeNAベイスターズのオーナーの南場さん、岡村社長、球団代表の三原さん、そしてチームのスタッフ、コーチ、そしてここにいる多くのファンの方々。本当にありがとうございました。

ヤクルトスワローズ、私をこの日本に連れてきてくれた球団にも感謝を申し上げたいと思います。読売ジャイアンツにも多大なる感謝をささげたいと思います。素晴らしい機会を与えてくれて、素晴らしい体験をすることができました。ジャイアンツのファンの方々、ありがとうございました。

ここにいる横浜DeNAベイスターズのファンは日本一のファンだと思います。心から、本当にありがとうございました。

現役時代の最後の2年間を、このDeNAでプレーさせていただいて、私が感じたのは、まずここで監督になって、このチームを毎年Aクラスになるような常勝チームにしたいと感じました。そして横浜DeNAベイスターズが私に興味を持って頂き、長年の夢であった監督になるという夢がかなえることができました。本当に悔いはないですし、すばらしい5年間でしたし、本当に今、幸せに思います。

私は本当に負けず嫌いで常に勝ちたいという気持ちを持っていました。しかし残念ながら優勝することはできませんでした。しかし、皆さんにお約束できるのは、次の監督が、この横浜DeNAベイスターズを必ず優勝に導いてくれると思っています。そして皆さんが長年待ち望んでいた優勝を与えて頂けると思っています。

今から私は、皆さんと同じようにDeNAベイスターズのファンになります。そして皆さんと同じようにDeNAを心から応援していきたいと思っています。

ここにいる選手みんなにも感謝しています。選手全員がベストをつくして常にトライしてくれて。勝つこともあれば負けることもありましたが、それは仕方ないことです。しかし常にベストを尽くしてくれたこと、チームを信じてくれたことを本当に感謝しています。

コーチの皆さん、ここにいるファンの皆さん、5年間という長い間信じて、そしてセ・リーグの優勝を信じてくれたと思います。その気持ちで次の監督も信じて頂くよう、お願いします。

そして最も感謝したいのは私の妻です。常に私のそばにいて、常にサポートしてくれました。そして子供たち。ミホさん、子どもたちに感謝を申し上げたいと思います。

私は、このメインのドアから入ってきて、そして監督をやらせて頂き、同じ入り口からここを去りたいと思っています。悔いはまったくありません。本当に幸せでした。

コノゴネンカン、アリガトウゴザイマシタ!」