広島大盛穂外野手(24)が4安打と、絶好調ぶりを発揮した。1番左翼で先発出場。4回、先頭で左中間を破る三塁打を放つなど、4安打4打点を記録した13日の日本ハム戦以来、2日ぶりの固め打ち。7試合で28打数12安打の打率4割2分9厘をマークしている。好調の要因について「追い込まれる前にしっかり強く振れているのが結果につながっている」と分析した。

今季1軍では148打席で50三振を喫した。課題克服へ、より強くコンパクトなスイングを心掛け、練習に取り組んでいる。フェニックス・リーグ参加メンバーの中では最年長。1軍戦も73試合出場と経験を積んだだけに「僕が走って打って、守備でも声を掛けたりとか、僕が手本となるくらいの存在であり続けるために、気を抜かない。背中で見せられるような立場でありたい。チームを引っ張りたい」と強い覚悟を示した。