日本野球機構(NPB)とJリーグの第20回「新型コロナウイルス対策連絡会議」(Web会議システムにて実施)が16日、行われた。

会議後の合同会見(Web会議システムにて実施)でNPB斉藤惇コミッショナーは「おかげさまで、なんとか乗り切って日本シリーズを残すのみとなった。世界を見ると桁違いの感染者が出ている。スポーツを見るとアメリカの野球は無観客だった。欧州はロックダウンもあってスポーツを止めてしまった。日本だけ万人単位のお客さんを入れて継続的にスポーツができた。すぐに春季キャンプが始まる。来年どうするか。2月まで今のルールという話もあるが、横浜スタジアムでの検証の報告も受けた。前向きなデータだと思っている。正しく恐れて、このウイルスと向き合っていかなければいけないと思っている」と話した。

座長を務める専門家チームの東北大・賀来満夫氏は「今日は感染が急拡大してきているというデータをお示しした。主要都市での感染が拡大し、欧州ではロックダウンが行われている。今後、来年に向けて、横浜スタジアム、東京ドームのいろんなデータを拝見して、いろんな議論をさせていただいた。今後、どのような点に注意していかなければいけないのかと。いろんな実証データが出てきた。見える化した中で安全にやっていく中で何が必要なのか。観客を含めて、すべての人が協力をしてやっていくということが重要だと再認識をした」とした。