ロッテ沢村拓一投手(32)が11月30日、ZOZOマリンを訪れ、海外フリーエージェント(FA)権行使の申請書類を球団に提出した。大リーグ挑戦か、ロッテ残留か、国内他球団への移籍か。選択肢は日米42球団。じっくり考え抜き、来季からのプレー先を決める構えだ。交渉は6日に解禁。敏腕と名高いジョン・ボッグス氏が代理人を務める。 

主な一問一答は、以下の通り。 

-今の思いは

沢村 このたび海外FA権を行使することになりました。権利をとるにあたってジャイアンツ、ロッテ、数多くの人に恵まれて、支えていただき、この権利をとることができたので、心から本当に感謝しています。

-行使は悩んだか

沢村 そうですね。オフに入ってから1人で向き合う、1人でいる時間が長かったので。トレーニングも1人ですし、そういった意味では、そのことを考えることが非常に多かったと思います。

-同学年でメジャーで活躍する選手もいる

沢村 (田中)将大、(前田)健太、秋山ですかね。同級生がアメリカでプレーする姿は1ファンとして今まで見続けてきた、それだけですね。同級生の活躍は日本アメリカは関係なくうれしいことです。

-ロッテとの交渉は

沢村 松本本部長と話をさせていただきましたし、権利を行使する旨も伝えました。条件提示? 自分の中でしまっておきたい。それを外に出すことはないです。

-今後の交渉は

沢村 そこはジョン(=代理人のジョン・ボッグス氏)に任せています。

-いつまでに来季プレー先を決めたいか

沢村 年が明けることもあると思います。ぼくの野球人生なので、しっかり考えて決めたい。代理人とも話し合いをしていかなくちゃいけないので。自分の野球人生なので、自分の悔いのないような選択をしたいなと思っています。