スケールの大きな打撃が魅力の高卒2年目、日本ハム野村佑希内野手(20)が7日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、280万円増の880万円でサインした。

今季は初の開幕スタメンも、7月、三塁の守備中に右手小指を痛めて長期離脱した。1軍復帰を果たしたのはシーズン終盤の10月下旬。今季21試合で打率2割5分7厘、3本塁打、得点圏打率は3割5分7厘と、勝負強さが光った。

来季は三塁レギュラーの筆頭候補。理想の打者は「しっかり率を残せて、本塁打も打てる。広島の鈴木誠也さんのようになりたい」。期待の右の長距離砲は「将来は4番を目標としてやっていきたい」と、目を光らせた。(金額は推定)