日本ハム玉井大翔投手(28)が入団以来4年連続の年俸アップを勝ち取った。

10日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1200万円増の年俸5600万円でサインした。今季は49試合登板で4勝4敗1セーブ21ホールド、防御率3・46で、勝ちパターンの一角として活躍した。「よかった時期と悪かった時期がはっきりしていたかなというところで、去年以上にいい場面で使ってもらいましたし、勝っている場面で投げられることも多かったので、自分の中でやりがいのある充実した1年だった」と振り返った。

3日には札幌市内の病院で右肘関節鏡視下遊離体切除手術を受けた。試合復帰まで約3カ月の見通しで、経過は「今のところ、順調にきているかなと思います。年明けくらいから投げ始められればと思いますし、キャンプくらいから上げていけたらと自分の中では思っています。開幕に照準に合わせてやっていければ」と話した。(金額は推定)