今季のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが17日、都内で開かれ、オリックス宮城大弥投手(19)がウエスタン・リーグ最多勝利投手賞(6勝)、NPBの選考による優秀選手賞、スポンサー表彰で殊勲賞、ビッグホープ賞、期待賞を獲得した。

「1年間良い結果だったのでうれしいです。初めてのシーズンでどういう状況かわからなかった。持ち味は右打者に食い込むクロスファイア。来年は調子の良さをキープして、1軍で多く投げられるように頑張りたいです」

プロ1年目の今季は2軍で13試合に登板し、6勝2敗。防御率2・72と安定感のある投球を披露した。

1軍では今季は3試合に先発して1勝1敗、防御率は3・94。11月6日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)では12球団の高卒新人一番乗りでプロ初勝利をマーク。来季は開幕ローテーション入りを目指す。