西武が23日、「メットライフドームエリアの改修計画」における改修後の全座席の概要が決定したと発表した。

座席のバリエーションは改修前の18年当時の14種類から全28種類に倍増。21年3月までの工事をもって改修が完了する。

内野、外野、バックネット裏エリアの座席の概要が決定した。内野の一、三塁側ベンチ上に新設される「ダグアウトトップシート」はフィールドギリギリの臨場感を味わえるほか、ダグアウトと同じ仕様のベンチシートを採用。ブルペンの真横には、登板直前の投手の迫力ある投球を間近で体感できる「ブルペンかぶりつきシート」を新設する。外野は41年にわたりファンに愛されてきた芝生席はクッション付きの座席にリニューアルされ、バックネット裏には、6~8人で利用できる「ネット裏パーティーテラス」も新設される。

辻発彦監督は「2020シーズンも温かいご声援をいただきありがとうございました。改修工事も着々と進んでおり、来年3月の完成が本当に楽しみです。ベンチのすぐ上や、ブルペンに近い場所に新たに座席が完成するなど、これまで以上にファンの皆さまを身近に感じることができるので、選手たちもさらに身を引き締めて戦うことと思います。2021年3月にグランドオープンするメットライフドームで来年こそはファンの皆さまと一緒に勝利の喜びを分かち合えることを楽しみにしています」とコメントした。