来季から1軍投手コーチを務める巨人杉内俊哉コーチが投手陣に“鬼トレ”を課す。投手陣に向け「ポテンシャルだけで投げているピッチャーが多いんでね。そこにプラスしてウエートやランニング、根本的な根性だったり、フィジカルを鍛えます」と宣言した。

2年間ファームを指導。若手投手には伸びしろを感じているからこそ、トレーニング量、ランニング量の増加を義務付ける方針だ。

今季、投手陣の防御率はリーグトップの3・34も、日本シリーズではソフトバンクに4連敗。26失点と打ち込まれた。杉内コーチは古巣ソフトバンク時代を回想し、「バリバリ走ったよ。200メートル20本に『楽なメニューやな』と思ったぐらい。ランニング量、トレーニング量はジャイアンツの投手陣は少ない」と指摘した。日本一奪還へ、ハードトレで投手陣を鍛え上げる。