日本ハムの背番号「14」は代々投手陣を中心に背負われてきた。82年から8年間つけた川原昭二は現役生活11年で30勝を挙げた。酒井光次郎(90年~)はルーキーイヤーの90年に10勝を挙げ、新人特別賞を受賞している。高橋憲幸(97年~)はプロ生活8年間で9勝。15年からは2軍投手コーチ、18年から1軍投手コーチを務め、現在はアマチュアスカウトを務めている。

その後は00年ドラフトで逆指名し1位入団した井場友和(01年~)グリン(07年~)と引き継がれた。09年は野手のヒメネスだったが、10年からは大塚豊と再び投手に。大塚は16年に引退し、現在は球団のベースボールアカデミーコーチを務めている。受け継いで現在背負うのは加藤貴之。先発に中継ぎとあらゆるポジションでマウンドに上がり、チームに欠かせない存在になっている。