東海大は18日、硬式野球部の新指導体制を発表した。

新監督に、OBで日本生命の監督や96年アトランタオリンピック(五輪)日本代表コーチも務めた井尻陽久氏(68)が、新部長に内山秀一教学部長が、それぞれ2月1日付で就任する。

同部は昨年10月、部員による大麻使用の疑いが浮上し、無期限活動停止となった。12月の日本学生野球協会審査室会議で、部員2人による大麻使用により1月16日までの3カ月間、対外試合禁止処分を受けた。その後、安藤強監督、伊藤栄治部長が引責辞任した。

野球部は、新監督就任と同じ2月1日より活動を再開する。

同大は「今後は新指導体制のもと、学生生活全般における指導をより一層強化し、再発防止に努めていく所存です。併せて、本学の全学生に対しても各種ガイダンスや学生個人向けポータルサイト等を利用し、コンプライアンスの徹底に向けた注意喚起を継続して行ってまいります」としている。