オリックス宮城大弥投手(19)が19日、大阪・舞洲で自主トレを行い、プロ2年目の1軍定着に向けて興南(沖縄)の恩師、我喜屋優監督(70)から金言を授けられたことを明かした。昨年末に沖縄に里帰りし、同11月6日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)でのプロ初勝利を恩師に報告。監督からは、なぜか「大城(滉二)を頼むよ」と8歳上の先輩のことを託され途方に暮れるも、心強い言葉ももらった。

「謙虚にいつも通り。自分のやるべきことをやりなさい、と言われました。自分も、やることをやれればいいと思っている。しっかりやっていけたら」と決意を新たに。昨年、高卒新人唯一の1軍勝利を挙げた左腕は今季、山岡、山本、田嶋に続く活躍を期待される。本人も「今季はずっと1軍にいて、先発ローテーションを勝ち取れるように」と1軍定着を目指す。

20日以降にブルペン入りし、捕手を座らせた投球練習も開始。1軍の先発戦力になるため「いろんなことを聞けばいいアドバイスをもらえる。いろんな先輩方に、聞きたいことは聞いていきたい」と、開幕までの期間を学びの場にする。【堀まどか】

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