阪神ドラフト8位の石井大智投手(23=四国IL・高知)が、同3位佐藤蓮にライバル心を燃やした。

鳴尾浜での新人合同自主トレで捕手を立たせ、直球のみの27球。練習後にはオンライン取材に応じ、「胸元あたりにいった時のボールは、キャッチャーのミットを突き刺すイメージで投げられた。そこは良かったかなと思います」と納得の表情を見せた。

ブルペンでは2軍首脳陣が見守り、隣では同じ新人の佐藤蓮が投げていた。緊張などから力みが入り、「10割以上」で投げてしまったことも苦笑いで明かした。ドラフト会議全体で支配下選手最後の74番目で指名され、もちろん阪神でも指名順は最下位。「支配下の中では僕が最後なので、悔しさがある。そこをキャンプなどアピールの場を通していい評価に。どんどん自分の価値を高めていきたいなと思います」と反骨心で成り上がる。

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