震災から10年、勇気を再び-。楽天ドラフト1位の早川隆久投手(22=早大)ら新人7選手が21日、東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城・名取市の閖上地区を訪問した。

震災復興伝承館で当時の状況や復興の歩みを映像や資料で学び、震災メモリアル公園で慰霊碑に献花。当時小6で出身地の千葉・横芝光町で被災した左腕は「心を締め付けられる」と話し、東北に再び優勝をもたらすこと誓った。新人の被災地訪問は8年連続の8度目となる。

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神奈川出身でドラフト2位の高田孝一投手(22=法大)が、震災への意識を高めた。初めて被災地の現実に触れ「数年たっていれば、ある程度は復興が進んでいるのかなという甘い考えだった」と反省。「現地の現状であったり、復興の状況、津波の影響を、直に感じることが出来て、より一層、東北でプレーをさせていただく一員として、身を引き締めてプレーしなければいけないと感じました」と話した。

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