日本ハムの外国人選手の来日は、新型コロナウイルスの影響で、3年目の王柏融外野手(27)以外は未定となっている。王柏融は今月中に台湾から来日し、2週間の隔離期間を経て、沖縄での春季キャンプに途中合流する予定。

新加入のロビー・アーリン投手(30=ブレーブス)とロニー・ロドリゲス内野手(28=ブルワーズ)の初お披露目時期は、政府の緊急事態宣言発令に伴い、在留資格のない外国人の入国が停止されているため、見合わせている状況。アーリンはメジャー通算13勝で、先発ローテーションの一角として期待されている。R・ロドリゲスはメジャー通算19本塁打、63打点、内野すべてのポジションを守ることができる。オフ期間はラッパーとしても活動中で、ベールを脱ぐ日が待たれる、注目の新助っ人だ。

また、昨季から所属するドリュー・バーヘイゲン投手(30)ブライアン・ロドリゲス投手(29)も、各自で自主トレを続けながら、キャンプ合流のタイミングを見計らっている。吉村浩GM(56)は、緊急事態宣言の解除のタイミングなどを確認し、来日時期を決めるとし「(外国人の自主トレ先の)アメリカ、ドミニカでしっかりやってもらている。隔離場所の件もある」と説明した。