巨人坂本勇人内野手がウィズコロナ式のコミュニケーション術でチームをまとめ上げる。

新加入の梶谷、井納らとグラウンド内で積極的に交流する考えで「周りに気を使わなくていい状態でできれば一番。どんどんこっちから話していきたい」とサポートを約束した。梶谷とは打撃論を交わし、昨季1割6分7厘に抑えられた井納には「攻め方」を聞くなど、自身も吸収しながら親睦を深める。

例年であれば1月下旬から春季キャンプを行う宮崎に前乗りし、合同自主トレを行いながら食事会場などで交流できるが、コロナ禍の今年はそうもいかない。2月1日はベテランや外国人選手を中心としたS班として東京ドームで球春を迎え、同5日に沖縄に移動。同16日から1軍本隊に合流する。宮崎キャンプで結果を残し沖縄行きをつかんだ若手に対しても「一緒にご飯に行ったりはできない状況ですけど、グラウンドで意見交換はできる」と門戸開放で結束を高めていく。