阪神は28日、21年度のタイガースアカデミー生(ベースボールスクール、ダンススクール)の新規募集を、2月10日午後1時から開始すると発表した。

ベースボールスクールには、今季限りで現役引退した上本博紀氏(34)と横山雄哉氏(26)が新たにコーチに就任。さらに、女子硬式野球クラブチームの「阪神タイガースWomen」から三浦伊織選手(28)、高塚南海選手(24)、浅野桜子選手(22)が加わり、同チームから5選手がコーチを務めることとなった。

三浦は女子プロ野球が創設された10年から11年間プレーし、首位打者や最多盗塁などのタイトルを幾度と受賞した「レジェンド」と呼ばれる存在。高塚は女子プロ野球時代に「美人すぎる外野手」と呼ばれ、女子プロ野球史上初の2打席連続本塁打を記録したスラッガー。「自分自身の野球経験を生かして1人でも多くの子どもたちに野球の楽しさを伝えていきたいと思います。男女問わず野球への普及発展に精いっぱい尽力致します」と力を込めた。女子野球の普及効果も期待される。

スクールのクラス数も、昨年度から約1・5倍に増え、より子供の通学に合わせた曜日や会場を選択できる。複数会場で無料体験会も実施。2月1日から、球団公式サイトで詳細を見ることができる。