楽天が31日、キャンプ地の沖縄・金武町で1、2軍別でのミーティングを行った。

1軍でのミーティングでは立花陽三球団社長(50)、石井一久GM兼監督(47)が訓示。立花球団社長はコロナ禍を顧み「どういうシーズンになるかまだ正直見えていない。もしかしたら143試合できないかもしれないし、できるかもしれない。お客さんが入るかも知れないし、入らないかも知れない。僕らがやることは野球をしっかりやること。しっかりしたルールを守ってそれをしっかりやり遂げることがまずは重要」と話した。

今年で東日本大震災から10年。「石井GM兼監督を中心に毎年勝とう、優勝しようと言っていますけども、もうそういうことじゃなくても勝たなきゃいけない。優勝しかない。我々ができることは風化をさせない、東北でああいったことが起こったということをしっかり後世まで伝える。それには我々がしっかり結果を残して東北に楽天イーグルスあり、だということで東北の方々、全国の方々に元気を与えることが僕らの使命なので、しっかり素晴らしい野球をやってください」と力を込めた。

石井GM兼監督も「今年震災10年です。チームとしてはその時在籍していた選手、在籍していない選手がいますけども、チームとして背負っていくものだと思うので、東北にしっかりと今年優勝を持ち帰られるようにみんなの力を合わせて頑張っていきたい」と同調。またチーム方針には「1球1球集中していく」を掲げ「当たり前のことでざっくりしているんですけど、それをしっかりとできたチーム、選手が成績、また順位というものを最終的にいいところに持ってこられると思います。個々にいろいろ課題は違うのでここで大きな枠組みだけ言いますけど、あとはコーチと僕とキャンプ、オープン戦通して何が必要なのか、選手個々と話していきたいので、これからしっかりコミュニケーションを取ってやっていきましょう。今季絶対勝つのでよろしくお願いします」と締めた。

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