ソフトバンクナインが1月31日、春季キャンプ地の宮崎に入った。工藤公康監督(57)はチーム宿舎での全体ミーティングで、あらゆる「率」にこだわることを選手たちに求めた。出塁率、打率、防御率などの数字を上げるために個々がレベルアップし、最終目標の勝率増につなげていく。

工藤監督の一問一答は以下の通り。

-キャンプのテーマは

工藤監督 パ・リーグでいえば、残りの5球団から「ホークス倒せ」でこられると考えている。相手が研究してきても対応できるように、万全の状態をしっかり作っていかないといけない。選手たちには143試合しっかり戦える体力づくり。体力イコール集中力という言葉も使って話しました。

-コロナ禍の影響で史上初の無観客でキャンプが始まる

工藤監督 こういう状況の中で、キャンプ地として迎えていただいていた。我々はそういう中でも、いろんな人が助けてくれたおかげでキャンプができていると感謝しなくてはならない。プレーでお返ししなくてはいけないと思っています。

-空港での歓迎も、パレードも中止だった

工藤監督 その分、僕らは今年なんとか日本一になって、来年こそはコロナが収束して、その中でパレードができるように、結果を出していかないといけないなと思っています。

-コロナ禍で選手たちの過ごし方も変わる

工藤監督 昨年からホークスというのは、PCR検査もどこの球団よりもやってきた。絶対に外に出るなということではないです。外出してはいけないということではなく、選手個々がしっかり自覚を持ってやるべきところかなと思っています。

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