オリックス能見篤史投手兼任コーチ(41)が1日、宮崎春季キャンプでブルペン投球を行った。新背番号26を披露し、直球を主体に78球投じた。

「例年より、しっかり動けているかなと思う。投げてて、その感覚はある。(実戦を)想定しながらピッチングしたいと思っています」

この日は捕手頓宮と“初バッテリー”を組んだ。試合を想定して、クイック投球も。「本当はバッターに(打席へ)入ってほしいんですけど、なかなかそういうわけにはいかない。(試合を)イメージしながら」と説明した。

独特の調整法で、新天地でも準備する。第1クール4日間連続でのブルペン投球を予定しており「基本、第1クールは全部(ブルペンに)入る。投げていくスタイルはずっとやっていることなので、今年もですね」と不変のスタイルで勝負する。

ブルペン投球を見た中嶋監督は「能見投手ですよね。いわゆる、能見投手ですよね」と強調。指揮官は続けて「他のピッチャーが引っ張られてくれれば、それはいいこと」とコーチ業との相乗効果を期待した。

今季42歳。新たな職場で、さらに昇華する。【真柴健】

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