阪神藤浪晋太郎投手(26)が7日、1軍キャンプの紅白戦(かりゆしボールパーク宜野座)で21年初実戦に臨み、3回からの2イニングを3奪三振1安打無四球で無失点と快投した。

 

◆阪神藤浪 過去のシーズン初実戦

 

▼1年目(13年3月2日) 練習試合オリックス戦(安芸)に先発。2回斎藤への初球に最速145キロ。2イニング1安打無失点。

▼2年目(14年2月20日) 紅白戦(宜野座)に2番手で登板し、2イニング2安打無失点。最速150キロ。今成は「久々にあんな速い球を見た」と目を白黒。

▼3年目(15年2月15日) 紅白戦(宜野座)に先発し、2回2安打1失点。1番上本への初球に最速152キロを計測。計27球中150キロ超えが11球。他球団スコアラー陣は「迫力がある」とため息。

▼4年目(16年2月11日) 紅白戦(宜野座)で先発し、2回1安打無失点。1回2番北條への初球に最速156キロ。当時の自己記録158キロまで2キロに迫り、金本監督は「対戦する打者がかわいそう」と同情。

▼5年目(17年2月8日) 紅白戦(宜野座)でチーム初実戦の紅白戦に登板。2回4奪三振無失点と上々の滑り出し。WBC侍ジャパンメンバー一番乗りで17年初実戦に臨み、いきなり球速154キロを計測。

▼6年目(18年2月7日)

紅白戦(宜野座)で2回を無四球で被安打4で2失点(自責1)。球団のスピードガンで最速150キロ。体の軸がブレないフォームを染みこませる作業中。抜け球はなかった。

▼7年目(19年2月11日) ワインドアップに試し、紅白戦(宜野座)で2回を2安打1失点。最速は151キロを計測したが、板山に被弾して2死球と課題も残した。

▼8年目(20年2月9日) 日本ハムとの練習試合(かりゆしボールパーク宜野座)に先発し、2回を無安打2四球無失点。山本昌臨時コーチの指導が実り、抜け球はなくスカイA中継で157キロを計測。当時カブス所属のダルビッシュが自身のツイッターに「俺はわかる。この時期のそのスピードの凄さを。。おじさんは今147km/hが精一杯です。」と反応した。

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