中日の柳裕也投手(26)が16日、日本ハムとの練習試合(北谷)に先発する。

自身にとっては今季初の対外試合を前に「このキャンプで取り組んできたことをゲームの中でしっかり出せるようにしたい」と意気込んだ。

取り組みの成果を確認すると同時に開幕投手候補としても大事な初戦となる。与田剛監督(55)は今月20日をメドに開幕投手を決定したい意向を示している。筆頭候補の大野雄大投手(32)を戦略的に開幕2カード目となる本拠地巨人戦に回すプランがあり、開幕戦の舞台となるマツダスタジアムで昨季6勝中3勝をマークしている柳は相性の良さも加わり、状態が良ければ超有力候補となる。

阿波野秀幸投手コーチ(56)は「フォームも投げているボールも安定感が非常にあるので調整というよりは自分の課題であるシュートであったりをどんどん試してもらいたい」と高次元の投球を期待。本人も「首脳陣に今年の柳は期待できるな、と思わせるようなピッチングがしたいです」。大役へのステップだけではなく、フルシーズンをにらんだマウンドとなる。

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