阪神は17日、沖縄・宜野座キャンプ第4クール2日目を終え、矢野燿大監督(52)が取材に応じた。一問一答は以下の通り。

-投手がケース打撃に参加

矢野監督 投手も打順に入っているんだから、やってもらわないとダメでしょう。自分を助けるために。それができないんであれば代打を送るしかないし。当然かなと思っている。

-藤浪、秋山のバント

矢野監督 自分のリズムも関係してくるんでね。バントをできた状態でマウンドに上がるのか、バント失敗してマウンドに上がるのがね。流れの中で違うんでね。セ・リーグは打席に立つんでね。そういうところはしっかりやれるというのは大きな部分でもあるし。勝敗で言えば、オーバーに言えば何勝も変わることも出てくる。

-梅野の打順2番

矢野監督 俺もやったんだけど、固定っていうのはどうかなって。オプションの中ではあるけど。セオリー破るっていうのも面白い野球のひとつだから。2番キャッチャーがダメだってことはない。4番でキャッチャーやってる、野村さんや古田さんっていう人もいるわけだから。そういうのはリュウ(梅野)が一番そこにふさわしいってなれば。今はあんまり思ってなくても、それが固定っていうふうなシーズンになってるかも。可能性はなくはないんじゃない。

-高橋が右脇腹痛

矢野監督 こればっかりはしゃあないんでね。早く治してもらうしかないんでね。他の投手がチャンスでしょ。

-開幕まで1カ月以上あるが

矢野監督 別に開幕に合わさんでも、いつ出てきてくれてもいいんでね。けがしてしまったものは(すぐに)治せない。早く治す努力はするけど、またシーズン終わったときにいいシーズンにすればいいだけのことなんで。遥人(高橋)もこうなったんだから、次の目標を見つけてシーズンが終わったときにいいシーズンにすればいいだけなので。

-あすはDeNAの三浦新監督との対戦。意識は

矢野監督 あんまり意識ないけどね。まだ。監督が代わればそのチームの色って変わるから。今までの横浜って打つっていうことが一番のメイン、ラミレス監督のときはそういうところを意識してチームを作ってきていたけど。三浦監督になれば、三浦監督の色で何を大事にしているのかっていうのは、まあ1試合では見えないかもしれない。なかなか見えにくいと思うけど、戦った中からこうかな、ああかなっていう感想は出てくると思う。

-DeNAは大貫や平良が投げる予定。そういう意味では佐藤輝も

矢野監督 おもしろいんじゃない。井上だって。そういう投手と対戦していった中からまた現状の、現在地というのが分かるから。これからどんどんいい投手と当たっていくのでね。そういうのは佐藤輝も『こうか、ああか』と思えるひとつでもあるので、楽しみだね。

-糸井の左翼もある

矢野監督 もちろん、もちろん。それはもう嘉男(糸井)自身も奪っていかないといけない立場の中で右翼を空けて待つことはないんでね。左翼もやっているし、現状。それはいろんなところをやりながら、競争だよ。勝ってきたやつを使っていく。

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