阪神高山俊外野手がマルチ安打で好調をアピールした。

「1番中堅」でスタメン出場。初回に大貫から中前打を放つと、2回にも右前に運んだ。これで今季の実戦は18打数8安打、打率4割4分4厘。激しい外野のレギュラー争いで、しっかり結果を残している。それでも試合後は、「(打撃の状態は)いいか悪いかは分からないけど、自分の思っているところは分かっている。そこは強いかなというだけです」。一喜一憂せず、淡々と振り返った。

矢野監督は2安打を評価しながらも、期待の裏返しとしてさらなる結果を求めた。9回の最終打席はカウント3-0から積極的にバットを振ったが、中飛に倒れた。「調子自体は良くしているけど、さらに貪欲にね。最後あそこでもう1本。そういうところまで、まだまだ伸びる可能性を十二分に持っている。今の状態をキープしながら、さらにもっともっとというところがこれから出てくると思う。それはまた楽しみにしたい」。虎のヒットマンにさらなる高みを求めた。【奥田隼人】

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