梅ちゃんに、聞いてみた! 阪神梅野隆太郎捕手(29)が沖縄・宜野座キャンプで単独インタビューに応じた。日刊スポーツがこのほど、公式ツイッターアカウント「極トラ・プレミアム」で梅ちゃんに聞きたいことを募集。虎番磯記者がまとめた質問に、ざっくばらんに答えた。背番号2の新パフォーマンス募集をはじめ、ドラフト1位佐藤輝や大山ら仲間のこと、プライベートの時間まで、本音トークでぶっちゃけた。【取材・構成=磯綾乃】

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-背番号2に違和感はなくなりましたか?

梅野 もうないですね。あまり自分で見ることないから、自分の映像とか見ても、あまり思ったよりないかなと思います。

-親交もある背番号「2」の先輩、城島健司さんとは連絡を取りましたか?

梅野 取ってないですね。城島さんもホークス入ってるし。(ソフトバンク戦とか)会う機会の時に、そういう情報も知っててくれたらうれしいなあって。

-背番号2に変わって、新たなホームランパフォーマンスは考えていますか? 例えばピースサインで「ニコニコポーズ」とか…

梅野 まだ、なんも考えてないんですよね。だけど、なんかあればいいなと思って。自分自身っていうより、ファンのみんながそれぐらい興味持って、してほしいとか言ってくれるなら、何かあったら1つの楽しみでもあるやろうし。何か案があればどんどん欲しいし、自分1人じゃレパートリーも少ないし、何かあればアドバイスください!

-ドラ1ルーキー、佐藤輝選手に驚いたことはありますか?

梅野 驚いたことというか…これだけバッティングで結果出とるってことは、逆に相手のキャッチャー目線から、こいつはどう抑えればいいんやろうな?って、いまだに考えてっていう感じです。打ったからいいとか、すごいとかじゃなくて、こいつってどうやったら抑えられるんかな? って。逆に対相手として見た時に、すごい考えられる選手やなあという感じです。

-相手の捕手だったらいやですか?

梅野 いやだなと思います。あれだけ崩されずに振ったり、強く振れるっていうのは魅力やろうし。実際に強く振れるプラス結果が出てるから、どうやったらどれくらいの能力発揮するのかな、っていう楽しみでもあります。

-ルーキーの栄枝捕手も肩が強いですが、先輩から見てどうですか?

梅野 今は自分の能力を発揮することが大事だと思うし、それを思う存分できるのはいいことだと思います。いっぱい経験したほうがいいと思うし、自分も1軍という舞台で成長させてもらったからこそ、感じます。すごい能力はあると思うし。思う存分発揮した方がチームももちろん、チーム効果としてもいいと思います。

-梅野選手の1年目を思い出したりはしますか?

梅野 あーこいつ今大変やろうなとか、体しんどいやろうなって、余計思うことはあります。実際自分たちもそうやったし。気にしてくれる先輩がおると楽やろうなって思うし、そっちの立場も分かるからこそ、そのへんはあるかなと思います。

-入団8年目、阪神やチームへの思いは変化しましたか?

梅野 1年目、2年目、これは絶対みんなそうやろうけど、自分のことで精いっぱいっていうのから始まって。けど1年目より2年目、2年目より3年目って。1年目からいきなり日本シリーズを経験させてもらうこともあったし、だからこそこういう仕事の場、プロ野球で戦ってるうえで、優勝したいって年々思えてきました。優勝したいって年々思えることが、今もまだずーっと強いです。

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