楽天田中将大投手(32)が27日、ヤクルトとの練習試合(浦添)で先発し今季の2度目の実戦マウンドに上がった。

直球とスプリットに重点を置き、予定の3回を42球2安打2四球1失点。初対戦のヤクルト村上に適時打を許すも、2打席目は縦の宝刀で打ち取り、貫禄を見せた。開幕2戦目、3月27日日本ハム戦(楽天生命パーク)での先発も内定。信念をぶらさず万全を期す。

田中将の一問一答は以下の通り。

-2度目の登板

1戦目を投げた時よりもはるかに感触も、少しずつ呼び起こしていかないといけない部分が出てきていて、今何が足りないのかを確認できた。1戦目より2戦目でステップアップもできた。すごく意味のある登板だった。

-例年より調整が早い。逆に抑えることは

早いですけど、自分には思い出さないといけないこともあるし、日本とアメリカで感じるものも違う。自分が投げるボールに関しては上がってきている。その課題と収穫はいい感じに出てきているので、すごく充実していると思います。

-ヤクルト村上と初対戦

自分の投げるボールも「どうなのか」というところもありますけども、1打席目も際どいところをしっかりといい形で見逃していましたし、やっぱり率も残せるし長打も打てるというところで、いいバッターなのかなと思いました。

-沖縄での1カ月は

新しい場所で顔ぶれも違うし、全然やることも違う。新鮮な気持ちでやれていると思います。コミュニケーションをとりながら、投球に関してもいろんな方面からアドバイスをいただけたりもしているし、そういうのがあるからいい方向に自分が行っているなと感じられる。すごくいい1カ月だったと思います。