広島の沖縄キャンプ投手部門のMVPに、ドラフト3位大道温貴投手(22=八戸学院大)が選出された。

切れ味抜群の直球を軸に、紅白戦1試合、対外試合3試合の実戦4試合全てで1回無安打無失点と存在感を示し、守護神候補にまで評価を高めた。佐々岡監督から「頑張ったね」と金一封を贈られた右腕は「これからもっと頑張ろうと思いました」と決意を新たにした。

ここまで実戦では直球の割合が大半を占めた。オープン戦へ向け「できるだけ直球で押して、シーズンが始まったら変化球投げていきたい。捉えたと思っても後ろにファウルになるような強い直球を投げたい」と真っ向勝負を続ける心構えだ。勝ちパターンの理想として、昨季38ホールドのソフトバンクのモイネロを挙げ「どこの回でもその投手が出たら、(試合が)“終わり”みたいな感じになりたい」と力を込めた。

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