5日のオリックスとのオープン戦(横浜)に先発するDeNA京山将弥投手(22)が、開幕ローテーションの座をつかみ取る意欲を示した。

4日、横浜スタジアムでの全体練習に参加。“本拠地開幕戦”を前に「どんどん攻めていくというのをテーマに投げていきたい。まずは開幕ローテ。ガムシャラにチャンスをつかみとりたいと思っています」と言葉に力を込めた。

力強い直球が持ち味の高卒5年目右腕。2年目の18年に6勝(6敗)を挙げたが、19年は未勝利(6敗)で、昨季も2勝どまり。飛躍の5年目へ「昨年より全然違う。ボール自体はいい仕上がりになっている」と自信をのぞかせる。

前回登板した2月23日の練習試合阪神戦(沖縄・宜野座)では最速150キロの直球を軸に4回無安打無失点。話題のドラフト1位ルーキー佐藤輝明外野手(22=近大)から三振を奪うなど、存在感を示した。2戦連続の好投でさらにアピールして開幕からローテーションをつかみ、その座を守り抜く決意だ。